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つまずきやすい日本語 NHK出版 学びのきほん

つまずきやすい日本語 NHK出版 学びのきほん

飯間 浩明

NHK出版 / 2019-03-25

累計読者数22
平均ハイライト数 9.9件/人
推定読了時間 約1時間25分
star総合評価 59/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 48%

この本について

人と話していて、「その意味じゃなかったんだけどな…」という微妙なズレに落ち込むことがよくあります。自分では普通に言ったつもりなのに、相手の反応を見ると「あれ、伝わってない?」と不安になるあの感じ。言葉って使い慣れているはずなのに、どうしてこうなるんだろうと、ずっとモヤモヤしていました。 この本を読んで思ったのは、そもそも私たちは「同じ日本語を話していない」くらいの前提でちょうどいい、ということでした。多義語の多さや、世代ごとにズレていく「脳内辞書」の違い。さらに、言葉自体が常に変化しているという事実。こういう背景を知るだけで、日々のコミュニケーションで起きる小さなつまずきが、必ずしも自分のせいでも相手のせいでもないことが分かって、肩の力が抜けました。 それと同時に、「どうせ伝わらないかも」という前提を持つことで、話し方が自然と丁寧になります。相手の立場に寄せてみる、少しだけ言い換えてみる、昔の意味や広がった使い方を知っておく。こういう地味な工夫が、驚くほど誤解を減らすんですよね。読書が他人の言葉に触れる練習になるという指摘も、個人的にはかなり腑に落ちました。 言葉に敏感すぎて疲れてしまう人よりも、「なんとなくコミュニケーションが噛み合わない理由を知りたい人」に静かに効く本です。自分の言い方を矯正するための教科書ではなく、言葉の揺れを前提にした上で、少し暮らしやすくなる視点をくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

誰もが経験する「会話の行き違い」。なぜそうなるのか? 日本でいちばん言葉を偏愛し、観察を続ける辞書編纂者が、豊富な実例をもとに原因と対処法を考える。歴史や語源など、言葉の根っこを学びながら「言葉との付き合い方」を身に付ける、知的で実践的な日本語入門!
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