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日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界 (幻冬舎新書)

日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界 (幻冬舎新書)

国立国語研究所編

幻冬舎 / 2021-11-25

累計読者数9
平均ハイライト数 14.9件/人
推定読了時間 約4時間26分
star総合評価 63/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 55%

この本について

言葉づかいでちょっと迷う瞬間ってありますよね。「させていただいてもよろしいですか?」って自分で言っておきながら、丁寧なのか回りくどいのかよくわからないとか。あるいは「うれしみ」「つらみ」みたいな若い言い回しを前に、なんで“み”なんだろう、と気になったり。相手との距離や空気をどう読めばいいのか、正解が見えないまま日々やりくりしている人は多いと思います。 この本は、そんな“なんとなく感じていた違和感”を、感覚ではなく言語の分析で説明してくれるところが救いでした。「思う」と「考える」に情緒的か論理的かの違いがあるとか、「そして」と「それから」で情報の軽重が変わるとか、知ってしまうと自分の伝え方の癖まで浮かび上がってきます。また、名詞化の“み”にある距離感の調整や、外国人が日本語話者に求めている説明スタイルなど、コミュニケーションの場面にすぐに持ち込める話も多いです。 特に刺さったのは、日本語には“遠近両用”の言い方があるという指摘で、丁重さと親しさを同時に重ねるあいさつの感覚が、自分でも無意識にやっていたものだと気づかされました。言葉は曖昧に見えて、ちゃんと働きがある。その構造が見えるだけで、日常のやりとりが少し扱いやすくなる感覚があります。 言葉の細かい違いを気にしてしまう人、コミュニケーションで「なんか伝わらない」と感じることが多い人には特に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

毎日あたりまえに使っている日本語。だが、ふと疑問に思うことはないだろうか。 そもそも漢字はいつから日本にあるのか? 「シミュレーション」を「シュミレーション」とつい発音してしまうのはなぜだろう? 「確認させていただいてもよろしいですか」は乱れた日本語なのか? これまでの絵文字・顔文字とLINEのスタンプでは何が違う? ことばのスペシャリストが集う国立国語研究所が、国民の抱く素朴だが奥深い疑問に呻吟(しんぎん)しながら出した名回答を厳選。 日本語の教養をこの一冊でアップデート! ●明治時代、犬は「カメ」と呼ばれていた ●漢字のない国にもキラキラネームは存在する ●江戸時代の「おじいちゃんらしい話し方」は関西弁だった ●「クールビズ」が流行って「省エネルック」はダメだったワケ ●「それから」「そして」「それで」はどう違うのか ●「最も~の一つ」は翻訳から定着したことば ●日本語は本当に難しい言語なのか
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