ヨムナビ
言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか?

言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか?

ビオリカ・マリアン、今井 むつみ、桜田 直美

KADOKAWA / 2023-12-21

累計読者数14
平均ハイライト数 11.2件/人
推定読了時間 約5時間11分
star総合評価 53/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 33%

この本について

仕事で相手の意図を取り違えたり、海外の情報を読むたびに「同じ言葉を使っているはずなのに、何かズレるな」と感じることがあります。AI翻訳が便利になった今でも、このモヤモヤだけはどうにも解消されなくて、ずっと引っかかっていました。 この本が面白いのは、「外国語を学ぶ=コミュニケーション手段を増やす」ではなく、「自分のものの見え方そのものが変わる」という話を、具体的な例で示してくれるところです。日本語の“かもしれない”が交渉の場では“絶対にない”と解釈されるとか、同じ招待状でも文化によって意味がまるで違うとか、笑ってしまうようなエピソードなのに、自分の日常にも思い当たる節がありすぎました。AI翻訳では起きない“認識の揺れ”が、自分で言語を学ぶことでしか手に入らない、という指摘も強く刺さります。 読み進めるうちに、言語を増やすことはスキルの話ではなく、「視点の切り替えのトレーニング」なんだなと腑に落ちました。相手の文化的背景を想像できるようになったり、感情に引っ張られにくくなったり、ステレオタイプに気づけたり。どれも仕事でも私生活でも、じわじわ効いてくる変化です。 異文化コミュニケーションに限らず、「自分の見えている世界の枠を広げたい」と思っている人にとても合う本だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「ChatGPTの翻訳はますます巧みになっていくだろう。そんな時代に、外国語を学習する意味は何か」 —今井むつみ(慶應義塾大学環境情報学部教授) 「言語が変わると認知はどこまで変わる? 衝撃の研究成果がこれでもかと挙げられ、驚きっぱなしだった」 —水野太貴(ゆる言語学ラジオ) 「ページをめくる手が止まらなくなる本。自分の中に眠るスーパーパワーを探す旅に出発しよう!」 —モーテン・クリスチャンセン コーネル大学心理学教授、『言語はこうして生まれる』(新潮社)著者 自分では1つの言語しか話せないと思っていても、実際のところ人間の脳は、複数の言語を操るように設計されている—著者のビオリカ・マリアンは、その事実を明らかにした。 スペイン語を話す人もいれば、日本語を話す人いる。それと同じ意味で、「詩」という言語を話す人もいれば、「数学」という言語に堪能な人もいる。 しかし、ここでもっとも大切なのは、複数の言語を話す能力によって創造性の扉が開かれ、脳の健康や、認知をコントロールする力も手に入るということだ。 そして、複数の言語を話せるようになりたいのなら、今この瞬間に始めることができる。 新しい言語を獲得するたびに、情報をどう受け取り、どう解釈するかということが影響を受ける。 何を覚えているか、自分自身と周りの世界をどうとらえるかということ、さらには感情、洞察、意思決定、行動も、話す言語から影響を受ける。 情報を整理、処理、構築するときも、言語は欠かせないツールであり、だからこそ大きな進歩を起こす力にもなる。 『言語の力』は、数多くの科学的な研究を検証し、新しい言語を学ぶことの利点を紹介している。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要