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読む力 現代の羅針盤となる150冊 (中公新書ラクレ)

読む力 現代の羅針盤となる150冊 (中公新書ラクレ)

松岡正剛 and 佐藤優

累計読者数9
平均ハイライト数 20.9件/人
推定読了時間 約5時間7分
star総合評価 61/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 31%

この本について

仕事の文章でも、誰かに説明するときでも、「相手の顔が見えないまま言葉が空回りしてる気がする…」という瞬間がありませんか。読んでいるのに理解が浅い感じがしたり、引用をどこから引けばいいのか迷ったり。僕もここがずっと悩みどころでした。 この本は、読解のテクニックを教えるというより、「どう読めば他者に届く形で思考が動くのか」を見せてくれる一冊でした。たとえば著者の“意図と意表”のあいだにどれだけ入り込めるか、あるいは読後にどんな“傷”を持ち帰るかという視点は、自分の読み方を見直すきっかけになります。また、アナロジー・アフォーダンス・アブダクションという三つの軸で本を立体的に読む感覚は、ただ知識を増やすだけの読書から一段抜ける実感がありました。 さらに印象的だったのは、歴史や思想の読み解き方が、単なる知識の紹介にとどまらず、「どう引用するか」「どこまで自分の解釈を混ぜるか」という具体的な作法まで踏み込んでいるところです。読書そのものよりも、“読むという行為の組み立て方”に悩んでいる人にとっては、かなり実用的だと思います。 自分の読書を「道具」としてちゃんと働かせたい人に刺さる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

松岡氏、佐藤氏、初の対論集!既存の価値観がすべて費えた混沌の時代に、助けになるのは「読む力」だと二人は言う。「実は、高校時代は文芸部でした」という佐藤氏の打ち明け話にはじまり、サルトル、デリダ、南原繁、矢内原忠雄、石原莞爾、山本七平、弘兼憲史まで。混迷深まるこんな時代にこそ、読むべき150冊を提示する。これが、現代を生き抜くための羅針盤だ。
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