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日本語教のすすめ(新潮新書)

日本語教のすすめ(新潮新書)

鈴木孝夫

累計読者数4
平均ハイライト数 25件/人
推定読了時間 約5時間2分
star総合評価 56/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 20%

この本について

外国語を勉強していて、どうしてもしっくり来ない瞬間ってありませんか。単語は覚えているのに感覚がつかめないとか、日本語と比べて世界の見え方が違う気がして戸惑うとか。自分だけが理解が遅いのでは…と落ち込むこともあると思います。僕も長いあいだ、その違和感の正体がつかめずにいました。 この本が面白いのは、日本語そのものを「特殊だから偉い」とか「遅れている」といった評価軸ではなく、使っている私たちの認識のクセとして説明してくれるところです。例えば、虹の色の数が文化によって違う話や、同音語を避けずにむしろ遊ぶ日本語の性質。こういう具体的なエピソードを読むと、言語って“世界の切り取り方”そのものなんだと実感できます。また、英語の語彙構造と比べたときに、なぜ日本の新聞が全国民向けで成立しているのか、といった日常の風景も別の角度で見えてきます。 「日本語って結局どういう言語なんだろう」と気になりながらも、専門書を読むほどではない…という人にこそ合うと思います。日本語への目線がほんの少し変わるだけで、外国語への距離感も、日々の言葉の選び方も変わってくる。その“ほんの少し”を丁寧に示してくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「日本語は英語に比べて未熟で非論理的な劣等言語である」―こんな自虐的な意見に耳を傾けてはいけない。われらが母語、日本語は世界に誇る大言語なのだ。「日本語はテレビ型言語」「人称の本質とは何か」「天狗の鼻を“長い”ではなく“高い”と表現する理由」等々、言語社会学の巨匠が半世紀にわたる研究の成果を惜しげもなく披露。読むほどに、その知られざる奥深さ、面白さが伝わってくる究極の日本語講座。
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