
僕たちは言葉について何も知らない 孤独、誤解、もどかしさの言語学
小野純一
累計読者数11
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star総合評価 39/100
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この本について
人と話していて、「言っていることは分かるけど、伝わっていない気がする」という瞬間ってありますよね。仕事でも私生活でも、言葉の表面だけが行き来しているようで、どこか孤独に感じるあの感覚。自分の気持ちを説明したつもりでも、相手の受け取り方がずれてしまうと、何が正解なのか分からなくなることがあります。 この本は、そういうモヤモヤを無理に解消しようとはしません。むしろ、言葉は「記号」でもあり「含み」でもあり、そして人と人のあいだに立ち上がる「場」でもあるという三つの視点を丁寧に示してくれます。特に、言葉が心の “センシティブな部分” に触れているという指摘は、自分がなぜあの場面で傷ついたのか、逆に誰かの一言に救われたのかを説明してくれるようでした。自分一人の時間さえ、新しい自分をつくる行動だという考え方も、静かに効いてきます。 完全にわかり合えないことを前提にしながら、それでも「仲間」だと思える人がいる理由を、少しだけ理解できるようになる本です。言葉に振り回されやすい人、あるいは対話に疲れやすい人には、とくに刺さるはずです。
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出版社による紹介
國分功一郎氏、千葉雅也氏推薦! 最注目の言語哲学者、一般書デビュー。 “人間は言葉を操る魔法使いである。その恐ろしさと可能性。 我々はまだ「言葉が何をなし得るか?」を知らずにいる。” −−國分功一郎・哲学者・『暇と退屈の倫理学』著者) “言葉を使うのは難しい。なぜなら、言葉には、人を動かし、現実を変えてしまう不思議な力があるからだ。 本書は、「言葉の力」とは何かを、 哲学的な視点から丁寧に説明してくれる。” −−千葉雅也(哲学者、『勉強の哲学』著者) 言葉は人の心を救いもすれば、 生涯消えることのない傷を負わせることもできるものです。 誰もが言葉の持ち主なのに、どうにもうまく使いこなせない。 言葉とはいったい何なのでしょう。(「はじめに」より)
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