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アルテミス 下 (ハヤカワ文庫SF)

アルテミス 下 (ハヤカワ文庫SF)

アンディ ウィアー and 小野田 和子

累計読者数12
平均ハイライト数 3.8件/人
推定読了時間 約5時間38分
star総合評価 47/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 38%

この本について

やるべきことは分かっていても、「ほんとにこの判断でいいのか?」と手が止まる時があります。正しさと現実の折り合いをどうつけるかとか、自分の選択がどれくらい無茶なのか測れなくなる瞬間とか。頭では冷静でいたいのに、実際の現場ではこんがらがるばかりです。 『アルテミス 下』を読んでいると、その迷いに少し風が通る感じがしました。月面という極端な舞台なのに、主人公の判断が妙に身近なんです。状況は最悪でも、祈りながらハッチを押し開けたり、父親が自分のために“少しだけ道を外す”覚悟を見せたり、そういう場面が、理屈だけでは割り切れない人間のリアルさを思い出させてくれます。無謀な計画も、どれくらいバカげているかを自分で測ってみる視点があるだけで、腹が決まる瞬間があるんだと思いました。 この物語は、大きな教訓を押しつけてくるわけではありません。ただ、自分の判断に迷った時に「みんなこんなふうに揺れながら進んでいるんだよな」と思える程度の、現実的な勇気をくれます。とくに、正しさと現実の間でいつも足が止まりがちな人に刺さるはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ジャズがトロンドから依頼された仕事は、企業買収が絡んだ破壊工作だった。普段の運び屋仕事と違う内容に戸惑うジャズ。だが、彼女は破格の報酬に目がくらみ、仕事を引き受ける。溶接工を父にもち、自らも船外活動の心得があるジャズは、友人の凄腕科学者スヴォボダの助けを借り、ドーム外での死と隣り合わせの作業計画を練っていく。地球の6分の1の重力下での不可能ミッションを描く、傑作サスペンスSF。
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