ヨムナビ
三体

三体

劉 慈欣, 大森 望, 光吉 さくら, ワン チャイ, and 立原 透耶

早川書房 / 2024-04-23

累計読者数135
平均ハイライト数 6.2件/人
推定読了時間 約5時間23分
star総合評価 56/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 32%

この本について

仕事でも日常でも、「自分は正しいと思ってやっていることが、じつは別の形の悪なのかもしれない」とふと立ち止まる瞬間があると思います。正義だと思って動いたのに、あとから違和感が残るとか、自分の視野がどれだけ偏っているのか測れなくなるときってありますよね。僕もそこでつまずくことが多いです。 『三体』が面白いのは、宇宙規模の話をしているようでいて、その迷いに真正面から触れてくるところです。たとえば「人類と悪の関係は海と氷山のようなもの」という比喩や、「自分がノーマルだと思っている行為にも邪悪が潜むかもしれない」という揺らぎ。こういう場面を読むと、善悪の判断を簡単に切り分けられない現実のほうがむしろ普通なんだと落ち着くんです。また、科学も歴史も“絶対”ではなく、状況によって簡単に歪むという描写が続くので、自分の前提がどれだけ脆いかに気づかされます。 さらに、この物語には「生存」「救済」「滅亡」など、極端に異なる価値観の人たちが同じ危機を前にどう行動するかが描かれます。そこを見ていると、他人がなぜその選択に至ったのかが前より想像しやすくなる。これは日常の対人関係でも効く感覚でした。 自分の正しさに自信が持てないまま、それでも前に進まないといけない人に刺さる本です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

劉 慈欣, 大森 望, 光吉 さくら, ワン チャイ, and 立原 透耶の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

太陽系に迫る三体世界の巨大艦隊に対抗する最後の希望は、四人の面壁者。人類を救う秘策は智子も覗き見ることができない、彼らの頭の中だけにある。面壁者のひとり、羅輯が考え出した起死回生の“呪文”とは? 一方、かつて宇宙軍創設に関わった章北海もある決意を胸に三体世界に立ち向かう最新鋭の宇宙戦艦に乗り組んでいた。全世界でシリーズ累計2900万部を売り上げたベストセラー『三体』衝撃の第二部。解説/陸秋槎
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要