
バイカルチャーと日本人: 世界が求めるグローバル人材への道
櫛田健児、奥万喜子
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この本について
英語を勉強してきたはずなのに、いざ実務で話すとなると「通じてるのかよく分からない」とか、「文法は合ってるのに会議で噛み合わない」とか、そんな小さなつまずきが続くことってありますよね。自分もまさにそこで悩んでいて、努力してるのに前に進んでいる実感が薄い時期が長くありました。 この本が刺さったのは、「英語力」と「コミュニケーション力」を切り離してくれたところでした。英語の正確さよりも、相手の文化の“ノリ”や“議論の進め方”をつかむことが、実は一番実務に影響するという指摘は、現場感があって腑に落ちました。また、二つの文化を行き来することで身につく「視座の相対化」という考え方が、普段の日本的な当たり前をいったん外から見るきっかけにもなります。これは語学というより、仕事の向き合い方そのものに関わる感覚でした。 さらに面白いのは、「バイカルチャー」は英語圏と日本の関係に限られないという話です。東京と大阪、日系企業と外資、職種ごとの価値観の違いでも成立する。そう思うと、海外経験がなくても今日から練習できることがあるんだと気づけました。 英語の勉強はしてきたのに、コミュニケーションになると急に不安定になる人。そんな人には静かに効いてくる一冊だと思います。
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