
英語はまず日本語で考えろ!
本城武則
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2013-09-20
この本について
英語を聞いていると、意味がつかめない瞬間に一気に思考が止まってしまうことってありませんか。なんとなく聞こえているのに、自分の中で整理できず、気まずい沈黙だけが残るあの感じです。自分もずっと、英語は「英語だけで聞いて、英語だけで返すもの」だと思い込んでいて、そこで勝手にハードルを上げていたんだと気づきました。 この本が面白いのは、「英語ができない理由」を根性ではなく“仕組み”で分解してくれるところです。聞き取れた単語だけ日本語にして、わからないところは英語のまま置いていいとか、「え?」と思った瞬間に反射的に「What?」だけ言えれば会話が止まらないとか、言われてみれば当たり前なのに誰も教えてくれなかった視点が多いんですよね。which は「どれ?」で、where の前に地名を置くと一気に話が具体化するとか、こういう細かい“誤解のほぐし方”が刺さっている人が多い理由もよくわかります。 読んでいて感じたのは、英語の勉強というより「異文化の会話の重心をどうつかむか」に近い本だということです。まず自分のことを言ってから相手に質問する、といったマナーの話や、相手が何を話そうとしているのかを先に予測しながら聞く姿勢など、仕事でも日常でもそのまま使える視点が多いです。英語そのものより「コミュニケーションの筋肉をどう使うか」でつまずいている人には、とても相性がいいと思います。 英語に苦手意識があるけれど、根本の考え方を変えたら少し楽になる気がしている人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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