
常識を疑う思考術―固定観念を壊す5つの方法―
安田 悌
累計読者数4
平均ハイライト数 9件/人
star総合評価 52/100
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この本について
なんとなく毎日がモヤつくときって、「考え方を変えたい」と思いながらも、そもそも自分の頭の中にどんな前提がこびりついているのか、よく分からなかったりします。気づかないうちに、昔からの思い込みや、毎日浴びている情報に引っぱられている感覚。僕自身も、何かにつけて早めに白黒つけてしまって、あとから「なんであんなに決めつけてたんだろう」と思うことが多いです。 この本が効いてくるのは、そんな“無自覚な決めつけ”を、まず自覚させてくれるところです。著者は、固定観念が生まれるプロセスをかなり丁寧にほどいてくれるので、「自分が選んでいるつもりで実は選んでなかった情報」がどれくらいあるのか、具体的に見えてきます。特に、繰り返し触れている情報に人は洗脳されていくという話は、普段のスマホ習慣を思い返すと身に覚えがありすぎて、ちょっとドキッとしました。逆に言えば、触れる情報を少し変えるだけで考え方の“癖”が変わっていくという、現実的なヒントにもなります。 もうひとつ印象的だったのは、「本音」をきれいごとで上書きしすぎると、自分の本質が分からなくなるという指摘です。僕もつい理想論でごまかしがちですが、紙に今の感情を書き出すだけでも、頭の中がリセットされていく感じがありました。小さな行動で思考の通り道が変わる、そんな感覚を得たい人に向いている本だと思います。 自分の“思い込みの根”を静かに掘り起こしたい人に刺さる一冊です。
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