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ソトニ 警視庁公安部外事二課 シリーズ1 背乗り (講談社+α文庫)

ソトニ 警視庁公安部外事二課 シリーズ1 背乗り (講談社+α文庫)

竹内明

講談社 / 2015-10-20

累計読者数4
平均ハイライト数 40.5件/人
推定読了時間 約4時間46分
star総合評価 79/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 74%

この本について

仕事でも人間関係でも、「組織って、結局どこまで自分を守ってくれるんだろう」と立ち止まる瞬間があります。表向きの言葉と、裏で動いている力の差に気付くと、正解のない世界でどう立ち回ればいいのか分からなくなる。そんなモヤモヤに触れてくるのが、この公安×外交の物語でした。 読んでいて刺さるのは、派手なスパイアクションよりも、人の心と組織の論理がズレる瞬間の描写です。「組織は人の心を持ってない」「美しい言葉の裏には血と汚物がある」みたいな言葉が、妙に現実に近い。人を動かすのは正義じゃなくて、歴史や人脈や慣習だというセリフも、仕事で理屈が通らないときの息苦しさに重なるんですよね。主人公たちが、信じていた相手が裏切り者かもしれないと知りながら、それでも足を止めない感じも、現実で“全部分からないまま進むしかない”ときの感覚に近いです。 この本の面白さは、現実と地続きの「読み解けない世界」をそのまま差し出してくるところで、読んだあと何かが解決するというより、状況をどう見るかのピントが少し変わる感覚があります。特に、組織や他人を過度に信じないための距離感を探している人には、静かに効きます。 こんな人に刺さる:仕事で“正しさ”と“現実”の間でもやもやしがちな人。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

中国の諜報機関・国家安全部の辣腕工作員と、警察に紛れ込んだ「潜入者」(モグラ)の罠にかかり、公安部を追われた元スパイハンター・筒見慶太郎。だが、左遷先のニューヨークで発生した外務大臣毒殺未遂事件を機に、7年の時を経て再び彼らと対決の時が――。極秘の存在とされる公安部ウラ作業班の元精鋭たちが再び立ち上がる。これが国際諜報戦の現実だ!
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