
変わり続ける
出井 伸之
President Inc / 2023-03-31
累計読者数4
平均ハイライト数 14.8件/人
推定読了時間 約4時間1分
star総合評価 50/100
menu_book精読型
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この本について
仕事でも私生活でも、同じところをぐるぐる回っているような感覚ってありませんか。考えては忘れ、また同じ壁に当たって落ち込む…自分でも「何をどう変えればいいんだろう」とわからなくなる時があります。僕もまさにそのタイプで、進んでいるのか停滞しているのか判断できなくなることがよくあります。 この本を読んで印象的だったのは、まず「気づきは一回で終わらなくていい」という視点でした。著者が何度もメモを書き、破り、また書くという行為には、同じことに繰り返し向き合うことでやっと輪郭がつかめるプロセスがある。これは、迷いがちな自分にはかなり救いでした。さらに「間違い」と「失敗」は違う、という説明も、次の一歩のハードルを下げてくれます。成果が出なくても、それが即アウトじゃないと思えるだけで行動量が変わる感じがあります。 もうひとつ背中を押されたのは、「環境を意識的に変える」というところでした。気持ちを変えようとして空回りしていたとき、環境を微調整するだけで意思決定の流れが変わるというのは、実感としてかなりしっくりきました。本当に大きな改革を求められているわけではなく、少しずつリポジションしていくための視点が散りばめられています。 停滞しているようで実は動いている。でもその“ログ”を自分で拾えていない人にとって、この本は程よく現実的な灯りになると思います。
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出版社による紹介
【内容紹介】 2023年1月末、トヨタの新体制が発表されました。13年間、社長を務めた豊田章男社長が会長になり、新しい社長には佐藤恒治さんが就きます。翌月には初めての記者会見が行われました。佐藤新社長をはじめとする幹部5人が出席したのです。 記者会見の中で、あるジャーナリストが「サプライヤーについてお聞きしたい」と質問しました。すると、その瞬間、佐藤新社長の顔が曇ったのです。質問を引き取った幹部は社長の気持ちを察して、すぐに「仕入れ先様のことですね」と言い直しました。横にいた佐藤新社長はほっとした表情になり、深くうなずいていました。 トヨタはリスペクトの会社です。つねに相手をリスペクトするのです。ですからトヨタでは「下請け、サプライヤー」という呼称は使いません。「仕入れ先様」です。 トヨタはチームワークの会社です。現場では社員もアルバイトも仕入れ先も販売会社もありません。ひとつのチームです。チームに属する人間はそれぞれの仲間をリスペクトして仕事をしています。人はリスペクトされていると感じればその人を幸せにするために働きます。トヨタが言う幸せの量産は相手をリスペクトするところから始まるのです。 この本はトヨタの幹部、現場社員10人にインタビューしたことが基礎になっています。さらにわたしが12年間、取材してきた中で目にした事実から考えたことを書きました。いずれも新入社員や若い社員が仕事で結果を出すための技術の数々であり、役に立つことばかりです。 【目次抜粋】 はじめに 第1章 トヨタの会議・打ち合わせ 第2章 トヨタのコミュニケーション・思考術 第3章 新事業KINTOに見る問題解決のやり方 第4章 トヨタの教育・思想 あとがき
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