
日本―呪縛の構図 上──この国の過去、現在、そして未来 (早川書房)
R ターガート マーフィー、仲 達志
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star総合評価 34/100
boltライト読書型
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この本について
仕事でも日常でも、「日本の仕組みって結局どう動いてるんだろう」と悩む場面がけっこうあります。経済ニュースを読んでも背景がつかめなかったり、政策や組織の意思決定がなぜああなるのか腑に落ちなかったり。自分もその感覚がずっとありました。 この本は、そうしたモヤモヤをいきなり解決してくれるわけではないのですが、日本の経済や政治の“根っこ”を理解するための地図みたいな役割をしてくれます。たとえば、信用創造が日本でどう機能してきたのかを追うと、ふだん「銀行が融資する」程度の理解で止まっていた部分が、実は国際金融の枠組みにまでつながっていたと気づきます。また、日本の地理や歴史、文化を押さえた上で、「誰が誰に命じる権力を持っているのか」を見抜く重要性を示してくれるところは、ニュースの読み方が変わるポイントでした。 個人的には、表面的な“日本論”に疲れている人ほど、この本が静かに効いてくる気がします。自分の立ち位置や先入観をいったん横に置いて、国の動きを長めのスパンで捉え直したい人に刺さると思います。こういう視座を一度持っておくと、日々の情報の見え方が少しずつ変わっていきます。
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