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生存教室 ディストピアを生き抜くために (集英社新書)

生存教室 ディストピアを生き抜くために (集英社新書)

内田樹、光岡英稔

集英社 / 2016-01-20

累計読者数3
平均ハイライト数 11.3件/人
推定読了時間 約4時間44分
star総合評価 56/100
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この本について

最近、「ちゃんと学べている気がしない」とか「努力しているのに、いつのまにか感覚が鈍っていく」といったモヤモヤをよく聞きます。僕自身、仕事でも人間関係でも“危機に気づけないまま流される感じ”が続くと、一度立ち止まりたくなるんですよね。 『生存教室』は、その行き詰まりを精神論ではなく“身体”から読み替えてくれる本でした。抜粋を読んでもわかる通り、この本は「技の前に、技を受け止められる身体がある」という前提を丁寧に扱っています。昔の生活文化に根ざした身体観を手がかりに、いまの私たちがどう感度を取り戻すかを考えていく。その視点があるだけで、日常の見え方が少し変わるはずです。 もうひとつ刺さったのは、“教える/学ぶ”関係のリアルさです。理想論ではなく、「先生はすごいと思われ続けなきゃ教育は回らない」という現場感覚。権威を振りかざすのでも、過剰にフラットになるのでもなく、その間で揺れる人間としての葛藤を隠さないところが、この本の強みだと思います。学ぶ側の僕らにも、「誰を信じてついていくのか」という判断の軸をくれる感覚がありました。 自分の感度が下がっている気がする人、努力の方向が見えづらくなっている人、あるいは“うまい教わり方”を探している人には、けっこう深く刺さるはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

マンガ『暗殺教室』(松井優征・作)は、「担任教師の“殺せんせー”なる超生物を卒業までに倒すこと」「そのために殺傷技術に練達すること」「中学生たちを学校で教育し成長させること」という一見まったく相容れない課題と一風変わった学校生活をスリリングに描写した傑作SFコメディ。この作品に武道家であり思想家の内田と武術家の光岡が着目。このマンガに内在する「師を超えること」という極めて教育的かつ武術的なテーマをはじめ、社会が完全管理に向かいつつある今、生きることの本質と、古来人間を支えてきた「古の身体」の文化、生き残るための武術的知性とは何かを縦横無尽に語る。
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