
強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話 (徳間書店)
宝槻泰伸
この本について
勉強とか成長って、本来は自分の意思でやりたいはずなのに、気づくと「やらなきゃ」だけが先に立ってしまう瞬間ってありますよね。自分の軸がどこにあるのかよく分からなくなって、周りに合わせて動いてしまう感じ。僕自身もそういう迷いに何度もつかまりながら、この本に出会いました。 読んでみて一番効いたのは、「師匠って人間に限らない」という視点でした。夕焼けでも、道端の花でも、自分のあり方が整っているとちゃんと学びに変わる。逆に、軸がぶれていると何を吸収していいかすら分からなくなる。これは仕事でも同じで、目の前の課題に追われている時ほど、自分のものの見方を疑う余裕がなくなってしまうんですよね。 もう一つ印象に残ったのは、知識を詰め込む前に「書く」ことで世界の見方が整っていくという話。書き写しや要約みたいな地味な作業が、実は思考の土台になる。僕も行き詰まった時ほど手を動かすと頭がほぐれていくので、この感覚はすごく共感しました。そして、子どもにしても大人にしても、ちょっと背伸びすれば届く難易度を与えられると伸びるという話も、日々の仕事にそのまま持ち込める感覚があります。 特に「ロールモデルに出会う経験が人生の選択肢を増やす」というところは、自分の世界を閉じさせないための大事なヒント。結局、人も本もゲームも、出会い方次第で師匠になるんだなと思わされます。 自分の軸を探している人、やらされ感のある学びに疲れている人には、静かに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
読書の順序
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