
未来から選ばれる働き方 「会社がなくなる時代」のキャリア革命 PHPビジネス新書
神田 昌典 and 若山 陽一
PHP研究所 / 2016-04-18
この本について
働き方について考えるとき、「この会社にいて自分はどこへ向かうんだろう」とふと立ち止まってしまう瞬間ってありますよね。与えられた業務はこなしているのに、物語のない毎日を積み上げているような感覚が続くと、気持ちだけ先にすり減っていく。僕自身、まさにその状態で、この本に出会いました。 読者の方が保存していた抜粋にも多かった「ストーリー」という言葉。会社のストーリーが薄れてしまった分、個人が自分の物語を描く余白が広がっているという視点は、かなり現実的で、しかもどこか救われる話でした。たとえば、社内で価値を作る前提から一度離れて、社外のネットワークをどう動かせるかを考えてみると、今の仕事の見え方が変わっていきます。また、距離や雇用形態に縛られず、人や会社と組む柔軟さを持つことで、自分の強みがどこで活きるのか見つけやすくなる。そんな変化の方向性を、この本は丁寧に示してくれます。 特に「希望のストーリーを描く力を、いつのまにか失っていた」というくだりは、多くの人に刺さったのではないでしょうか。頑張りたい気持ちはあるのに、未来の輪郭が描けない。そんなときに、どう視点をずらせばいいのかが、抽象論ではなく現実的な形で語られています。 今の働き方がしっくりこないけれど、転職や独立みたいな大きな決断を急ぐ気にもなれない人には、特に読んでほしい一冊です。自分の物語をどう再構築するか、そのヒントを拾えると思います。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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