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WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか?

WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか?

坪井 大輔

翔泳社 / 2019-07-12

累計読者数17
平均ハイライト数 8.7件/人
推定読了時間 約5時間
star総合評価 58/100
trending_up後半加速型
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この本について

ブロックチェーンって、結局どこで役に立つのか。AIは一気に浸透したのに、ブロックチェーンはずっと「遠くの未来の技術」みたいに感じる。僕もずっとその違和感を抱えていました。技術的な話を聞いてもピンとこないし、仕事にどう落とせるのかがわからないまま時間だけが過ぎる…そんな状態でした。 この本が面白いのは、技術を持ち上げるのではなく、「なぜ今の社会では浸透しづらいのか」「それでも何ができるのか」を、現場での試行錯誤の視点で語ってくれるところです。例えば、管理者がいない仕組みはなぜ受け入れられにくいのかとか、コミュニティを動かすにはトークンをどう位置づければいいのかとか、現実の組織や社会の前提とぶつかる部分が丁寧に描かれています。読んでいると、ブロックチェーンを“魔法の箱”として見るのではなく、「中央集権が前提の今の世界とは相性が悪い仕組み」という前提に気づけて、頭が少し楽になります。 特に刺さったのは、「既存技術で十分なら無理に置き換える必要はない」という姿勢と、「それでも分散型が必要な場面は確実にある」というバランス感です。異なる企業同士がゆるく連携するときや、責任を一人に集中させない仕組みをつくりたいときなど、日常の実務に置き換えられるシーンが意外と多い。その“ちょうどいい使い道”が見えてくるのが、この本の効きどころだと思います。 今のトレンドに流されず、分散型の価値を地に足つけて考えたい人に向いている一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

インターネットの初期に描かれた分散・自律・自由の夢はGAFAなどのプラットフォームへの情報集中によってなくなったかのように思えます。 中心的な管理をともなわないブロックチェーンの技術は、こうした一極集中を破壊し、新たな可能性を築くものです。 一連の仮想通貨市場の混乱と停滞によって期待が落ち着いたかにみえるブロックチェーンですが、その可能性は消えるどころか、世界的な産業の取り組みや、実証実験の進展によってますます高まっています。 この本は、これまでテクノロジーとして語られたブロックチェーンをビジネスの手段として捉え、既存産業にどのようなインパクトを与えるのか、どのようなビジネスモデルを描けるのか、人・組織・社会の将来イメージをどのように描くけるのかをベンチャー創業者の経験と実践、ビジョンを踏まえた視点で書き下ろしたものです。
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