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ソラミツ 世界初の中銀デジタル通貨「バコン」を実現したスタートアップ

ソラミツ 世界初の中銀デジタル通貨「バコン」を実現したスタートアップ

宮沢 和正

日経BP / 2020-12-19

累計読者数3
平均ハイライト数 6.3件/人
推定読了時間 約3時間31分
star総合評価 55/100
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この本について

キャッシュレスだのブロックチェーンだの、毎日のように聞くのに、「結局どれがどう違うのか」「日本はどれくらい遅れているのか」がモヤっとしたままの人、多いと思います。僕もその一人で、業界のニュースを追っても表面的な言葉だけが流れていく感じがありました。 この本は、そのモヤモヤをほどくための“具体的な手触り”があるところが良かったです。たとえば、Edyがなぜ口座型にならざるを得なかったのかという背景を知ると、いま世界がトークン型に向かう理由が腑に落ちますし、単なる技術の優劣ではなく「経済圏がどう広がるか」という視点で歩いていけるようになります。また、デジタル通貨が現金と同じ“直接届く”性質を持つことで、資金繰りや決済コストがどう変わるのかなど、地味だけど現場目線で気になるところに丁寧に触れてくれます。さらに、ブロックチェーンを使った小さな経済圏づくりの話は、企業内の取り組みの事例まであって、抽象論だけで終わらないのがありがたいところです。 全体として、未来の金融の話というより、「いま手元の仕事をどう更新するか」のヒントが多めです。デジタル通貨やブロックチェーンの情報を追っているのに、ずっとピンときていない人に特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

世界初の中銀デジタル通貨(CBDC)を設立4年足らずのスタートアップが実現ーー2020年10月28日、カンボジア国立銀行が世界で初めて中央銀行デジタル通貨(Central Bank Digital Currency=CBDC)である「バコン」(BAKONG)の正式運用を開始した。そのブロックチェーンは、日本のスタートアップ、ソラミツが最初に開発した「日本発」のテクノロジーだ。 いま、中国が実証実験を進めている「デジタル人民元」やスウェーデンの「eクローナ」など、各国の中央銀行はCBDCの計画を急ピッチで進めている。そんななか、世界に先駆けてCBDC第1号となったのがカンボジア「バコン」。そのブロックチェーン「ハイパーレッジャーいろは」は、ソラミツが最初に開発したオープンソースだ。 いまや「デジタル後進国」とも言える日本から生まれた先端デジタル・テクノロジーは、いかにして生まれたのか。アメリカから帰化した共同創業者の武宮誠らを中心にした小さな企業の壮大な世界戦略と「バコン」ローンチまでの経緯、福島県会津若松市でソラミツが手がける地域通貨「Byacco/白虎」プロジェクトの模様などを日本法人を率いる著者が描いた。武宮CEOのドバイ・レポートも収録。
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