
ブロックチェーンの描く未来 (ワニの本)
森川夢佑斗
ベストセラーズ / 2018-08-09
この本について
ブロックチェーンって、興味はあるのに「結局なにが変わるんだろう…?」という感覚のまま時間だけ過ぎていくことってありませんか。僕もまさにそのタイプで、技術用語を追っても、仕事や日常のどこに接続するのかがいつも霧がかかったままでした。 この本が少し違ったのは、スマートコントラクトが“自動販売機くらい機械的に契約を実行する”という説明や、非中央集権のプラットフォームでは“自分のデータを自分で所有できる”という場面が、ふだんの感覚にそのまま置き換えられたことでした。頭で理解していた仕組みが、どうして社会の信頼や取引のあり方を揺らすのかが、急に立体的になったというか。銀行のブラックボックス化がリーマンショックにつながった話も、歴史と技術が一本の線でつながる感じがあって、単なる未来技術の本とは少し違う読後感でした。 特に、「記録」「契約」「プラットフォーム」という三つの視点でブロックチェーンを見ると、それぞれで何が変わるのかが捉えやすくなります。僕自身は、データの所有権がユーザーに戻る世界って、働き方やサービスの作り方にも影響が出るよなと考えるきっかけになりました。 技術の話を“社会の仕組みの話”として理解したい人に刺さる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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