
魔法科高校の劣等生(19) 師族会議編〈下〉 (電撃文庫)
佐島 勤、石田 可奈
角川グループパブリッシング / 2012-07-10
累計読者数3
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約7時間16分
star総合評価 35/100
boltライト読書型
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この本について
仕事でも学校でも、「正しいと思っているのに説明しきれない」とか「根拠を示せと言われると急に自信がなくなる」みたいな場面ってありますよね。頭では筋が通っているつもりでも、他人を動かすには“物証”とか“過程を見せること”が必要になる。そのギャップに、地味に疲れることが多いと思います。 今回の巻で読者が抜き出していた「物証が無いからこそ考えません」という一文には、そのリアルな感覚に通じる冷静さがありました。思い込みで突っ走らず、証拠がないなら立ち止まる。逆に、何を積み上げれば相手が納得してくれるのかを考える。ここは日常でも応用しやすい視点だなと思います。また、生徒会の仕事を“見せてもらう”場面も、裏側のプロセスに触れることで関係が少し変わる瞬間として、妙に生活感があるんですよね。役割が見えるだけで、相手の判断や行動の意味が理解しやすくなるあの感覚です。 この巻は、派手な戦闘シーンよりも、判断と手続きの積み重ねが物語を動かしていくところに面白さがあります。表向きの強さより、状況をどう読み、どこまでを事実として扱うかに興味がある人にはしっくり来るはずです。特に、「理屈は合っているはずなのに、人に説明するのが苦手」というタイプの人に静かに効く一冊だと思います。
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出版社による紹介
秋。『全国高校生魔法学論文コンペティション』の季節がやってきた。日頃の研究成果を魔法装置を使った『実演』でプレゼンテーションするこの催し物は、九校戦で成績が振るわなかった学校の雪辱戦とも言える。魔法学、魔法技能、先端魔法技術を披露する最高の舞台だった。『劣等生』司波達也は、第一高校の代表・鈴音のサポートメンバーとして参加、その魔法技能を如何なく発揮していた。時を同じくして、暗躍する組織の影があった。諜報員、同じ魔法科高校の生徒、『大陸』から来た暗殺者...。達也の類い希なる頭脳と能力と、その『成果』を狙い、コンペティションは陰謀に巻き込まれる―。
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