
魔法科高校の劣等生(9) 来訪者編〈上〉 (電撃文庫)
佐島 勤 and 石田 可奈
累計読者数6
平均ハイライト数 2.7件/人
推定読了時間 約7時間16分
star総合評価 33/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 19%
この本について
仕事でも日常でも、相手の考え方が“自分の前提とはまったく違う”と気づいた瞬間、どう距離を取ればいいのか分からなくなることがあります。分かり合えない感じが続くと、自分の方がおかしいのかと不安にもなります。最近、そのモヤモヤに近い感覚を、この巻を読み返していて思い出しました。 読者の方が保存していた箇所を見ていると、「他者の精神に干渉する」「一神教の絶対神すらも一柱として認識している」といった、“世界の認識そのものが食い違う”場面に反応しているように感じます。達也やリーナのように、立場も前提もまったく違う者同士が向き合うとき、どれだけ高度な力を持っていても簡単には噛み合わない。そのズレの描写が、この巻の核心なんですよね。術式を無効化する難しさや、観測データが一致しない爆発の謎も同じで、「分かっているつもりでも実は分かっていない世界」がじわじわ広がっていきます。 個人的には、この“認識のズレにどう向き合うか”という視点が、現実でも役に立ちます。相手が何を見ているか分からないなら、無理に断定せず、一度立ち止まる。自分の理解できる範囲だけで判断しない。物語としての面白さとは別に、そんな姿勢を思い出させてくれました。 世界の複雑さに少し疲れたとき、設定の濃さも含めて丁寧に向き合ってくれる物語を読みたい人に刺さる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの62%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
秋。『全国高校生魔法学論文コンペティション』の季節がやってきた。日頃の研究成果を魔法装置を使った『実演』でプレゼンテーションするこの催し物は、九校戦で成績が振るわなかった学校の雪辱戦とも言える。魔法学、魔法技能、先端魔法技術を披露する最高の舞台だった。『劣等生』司波達也は、第一高校の代表・鈴音のサポートメンバーとして参加、その魔法技能を如何なく発揮していた。時を同じくして、暗躍する組織の影があった。諜報員、同じ魔法科高校の生徒、『大陸』から来た暗殺者...。達也の類い希なる頭脳と能力と、その『成果』を狙い、コンペティションは陰謀に巻き込まれる―。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要







