
魔法科高校の劣等生(10) 来訪者編〈中〉 (電撃文庫)
佐島 勤 and 石田 可奈
角川グループパブリッシング / 2012-07-10
累計読者数4
平均ハイライト数 1.5件/人
推定読了時間 約7時間16分
star総合評価 43/100
boltライト読書型
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この本について
なんとなく「自分の気持ちに火がつかないまま、やるべきことだけは積み上がっていく日」がありませんか。周りは動いているのに、自分だけ息の吐きどころが見つからないというか。やらないといけないのは分かっていても、気持ちが追いつかないあの感じです。 今回の抜粋を見ていると、達也が乗り気になれないまま状況に押し出され、深雪に背中を軽く押される場面に反応している人が多いんだろうなと感じました。魔法とかバトル要素よりも、淡々とした達也の内側と、それを理解したうえで支える関係性に刺さっている。無理に気持ちを奮い立たせるんじゃなくて、一度息を吐いてから現実に向き合うあの空気感が、日常の自分にも重なるんですよね。 この巻は派手さより、そういう「乗り気じゃなくても動かなきゃいけない場面」をどう扱うかが丁寧で、読んでいるうちに自分の行動にも小さな変化が生まれます。気持ちが整わない時の呼吸の置き方とか、頼れる相手との距離感とか、すぐに実生活へ持ち帰れる描写が多いんです。 「やる気はないけど、止まるわけにもいかない日が続いている人」に特にしっくりくる一冊だと思います。
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出版社による紹介
秋。『全国高校生魔法学論文コンペティション』の季節がやってきた。日頃の研究成果を魔法装置を使った『実演』でプレゼンテーションするこの催し物は、九校戦で成績が振るわなかった学校の雪辱戦とも言える。魔法学、魔法技能、先端魔法技術を披露する最高の舞台だった。『劣等生』司波達也は、第一高校の代表・鈴音のサポートメンバーとして参加、その魔法技能を如何なく発揮していた。時を同じくして、暗躍する組織の影があった。諜報員、同じ魔法科高校の生徒、『大陸』から来た暗殺者...。達也の類い希なる頭脳と能力と、その『成果』を狙い、コンペティションは陰謀に巻き込まれる―。
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