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神去なあなあ日常 (徳間文庫)

神去なあなあ日常 (徳間文庫)

三浦しをん

祥伝社 / 2009-05

累計読者数12
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約5時間48分
star総合評価 35/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 10%

この本について

仕事のペースに追われていると、自分の感情の濁りに気づく余裕すらなくなることがあります。腹が立つ理由も、焦る理由も、結局は「情けない自分を直視したくないだけかもしれない」と思い当たる瞬間ってありますよね。でも、じゃあどうすればいいのかまでは分からない。そんなときに、この『神去なあなあ日常』の空気がふっと効いてきます。 読者が抜き出してくれた部分を見ていると、刺さっているのは「おっとりした人たちのリズム」や「あくせくしなくても木は育つ」という、余白のある暮らしそのものなんだろうなと感じます。山の中で季節が一気に切り替わる瞬間とか、地面がふかふかになる描写とか、ヨキが平地と同じペースで山を登っていく場面とか。どれも“こうあらねば”の気張りがほどけて、体の力が勝手に抜けていくんですよね。自分のペースを取り戻すって、こういう感覚だったなと思い出させてくれます。 この本が効くのは、無理に前向きになろうとしなくてもいいところです。村の人たちも完璧ではなく、噂話に救われたり、なあなあでやり過ごしたりして暮らしている。だから読んでいる側も、「頑張りきれない日の自分」をそのまま連れてきていい。現実にすぐ活かすというより、知らないうちに呼吸が深くなる感じに近いかもしれません。 こんな人に刺さると思います。気持ちばかり先走って、体がついてこない日が増えてきた人。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。しかも村には秘密があって...!?林業っておもしれ~!高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。

目次

シンプリーヘブン 心身 柱の実り 黒い飲み物 穴 ピース 噓の味
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