ヨムナビ
空は、今日も、青いか? (集英社文庫)

空は、今日も、青いか? (集英社文庫)

石田衣良

累計読者数3
平均ハイライト数 30.3件/人
推定読了時間 約4時間19分
star総合評価 63/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 34%

この本について

仕事も人間関係も、それなりにやれているはずなのに、ふと「このペースでいいのかな」「自分だけ取り残されてる気がする」と焦る瞬間ってありますよね。がんばることに疲れているわけじゃないのに、かといって前向きさだけでは押し切れない。そんな微妙な揺れの中にいるとき、言葉よりも“温度”で支えてくれる本があります。 石田衣良さんの『空は、今日も、青いか?』は、人生訓を押しつけてこないのに、不思議と息がしやすくなる一冊でした。たとえば「仕事には、誰にでも任されている自由な部分がある」とか「人と同じ速さで歩かなくていい」という視点は、焦りがちな自分をいったん宥めてくれます。無理にポジティブになれと言われるより、このくらい現実的な距離感で語られるほうが、かえって前に進む余裕が生まれるんですよね。また、「勝ちすぎるのは敗北に似ている」という言葉も、自分の成果や他人の成功に振り回されがちな時期に、一度立ち止まるきっかけになります。 読みながら思ったのは、この本は“弱っている人”向けではなく、“ちゃんと歩いているのに自信だけ削れていく人”に効くということです。力みすぎてしまう恋愛の話や、息抜きの下手さについて触れている章もあって、どれも肩の力を抜く方向に連れていってくれる。ぼく自身も、調子がいいときほどペースを乱しがちなので、こういう現実の手触りがある言葉に何度も救われました。 自分の速度を取り戻したい人、他人の期待に合わせすぎてしまう人に、とてもやさしい本です。

analytics

読書インサイト

ハイライト密度

開始終了

多くの読者は1に最もインサイトを感じており、全ハイライトの39%が集中しています。

読書の順序

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

石田衣良の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

長引く不況にあえぐ日本。広がる格差、減ってゆく子ども、増える自殺...生きることはますます窮屈になっている。けれど本当は、勝ち組負け組の線引きなんかに意味はない。きみはきみらしく、ゆっくりとすすめばいいんだ―。働くことや恋すること、趣味、子育ての話題から世界情勢まで、しなやかな視線で時代を切り取り、閉塞した「今」を生きる若者たちにエールをおくる。著者初のエッセイ集。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要