
なんくるない
よしもとばなな
幻冬舎 / 2015-10-09
累計読者数3
平均ハイライト数 6.7件/人
推定読了時間 約2時間41分
star総合評価 33/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 13%
この本について
最近、なんとなく気力が続かなかったり、頑張る理由がよくわからなくなったりしませんか。私も同じで、日常の「つまらないこと」に気力を吸われて、逃げたいだけなのに責められているような気がしていました。そんな時に触れた『なんくるない』は、無理やり背中を押すんじゃなくて、「いったん力を抜いてもいいよ」と静かに教えてくれる本でした。 読者の方が保存している場面を見ると、この本の効き方はかなり具体的です。例えば、逃げ続けるしかできない自分を肯定してくれるところ。沖縄の光や人のゆるさに触れて、頭が真っ白になるほど安心してしまう描写。そして、「みんな本当はゆっくり息をしたいだけなんじゃないか」という気づき。どれも、無理を前提にしてきた私たちのペースを元に戻してくれる感覚があります。 旅行記や癒しというより、「生活の重たさに耐えるための、現実的な休み方」を思い出させてくれる一冊です。ちゃんと頑張りたい気持ちはあるのに、今はただ消耗しているだけかもしれない。そんな人にいちばん刺さると思います。自分の人生を誰にも渡したくないと感じている時ほど、こういう柔らかい本が効くんですよね。
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出版社による紹介
相手が離婚を言い出さなければ自分から言い出したはずだった。なのにこんなに悲しくて心にしこりが残ったままなのは何故なんだろう――。堂々巡りの自分から抜け出すために決めた沖縄旅行。がじゅまるが運んできてくれた出会いによって、私は自分自身を許すこと、誰かを自然に好きになる尊さを知った。 表題作「なんくるない」始め、「ちんぬくじゅうしい」「足てびち」「リッスン」を収録。沖縄を愛するすべての人々へ捧げる小説集。
読んだ内容を、もう忘れない。
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