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聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)

聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)

森見登美彦

朝日新聞出版 / 2013-05

累計読者数3
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約6時間47分
star総合評価 29/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 25%

この本について

仕事でも日常でも、「とにかく止まっちゃいけない」と思うあまり、逆にリズムを崩してしまうことってありますよね。休めば楽になるはずなのに、気持ちはどこかざわついたまま。そんなとき、森見登美彦の『聖なる怠け者の冒険』を読むと、少しだけ肩の力が抜けます。 登場人物たちの言葉は妙に極端で、論理的かというと全然そうじゃないのに、なぜか腑に落ちる瞬間があります。「動きを止めれば休めるわけじゃない」とか、「理解できないものを理解しようとする営みが大事」とか、一瞬ふざけているようで、その裏側に“自分のペースで迷い続けることを許す”視点があるんですよね。宇治川の朝の場面みたいに、暮らしの中にリズムを取り戻すきっかけが転がっていることもそっと思い出させてくれます。 無理に前向きになる本ではなく、迷っている状態ごと抱きしめてくれる物語なので、「ちゃんとやらなきゃ」と思い込みがちな人ほど刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

一年ほど前からそいつは京都の街に現れた。虫喰い穴のあいた旧制高校のマントに身を包み、かわいい狸のお面をつけ、困っている人々を次々と助ける、その名は「ぽんぽこ仮面」。彼が跡継ぎに目をつけたのが、仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みながら「将来お嫁さんを持ったら実現したいことリスト」を改訂して夜更かしをすることが唯一の趣味である、社会人二年目の小和田君。当然、小和田君は必死に断るのだが...。宵山で賑やかな京都を舞台に、ここから果てしなく長い冒険が始まる。
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