ヨムナビ
星を継ぐもの 巨人たちの星シリーズ (創元SF文庫)

星を継ぐもの 巨人たちの星シリーズ (創元SF文庫)

ジェイムズ・P・ホーガン and 池 央耿

東京創元社 / 2023-09-08

累計読者数16
平均ハイライト数 4.1件/人
推定読了時間 約6時間22分
star総合評価 52/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 51%

この本について

最近、複雑な問題に向き合うときに「どこから手をつければいいのか分からないまま時間だけが過ぎる」という感覚がよくあります。議論が噛み合わない理由も、矛盾が消えない理由も分からず、ただモヤモヤが残るばかり。そんな時に『星を継ぐもの』を読み返すと、視界が少し広がる感じがしました。 この本が効くのは、派手な謎解きそのものよりも、主人公ハントが「現実は相対的だ」と気づいていく過程や、誰もが見落としていた“初歩的すぎて疑われない一点”にこそ答えがあるという姿勢に触れられるところです。読んでいると、自分の仕事や日常でも、思い込みの前提をそっと外してみるだけで状況が変わることがあるよな、と自然に思えてくるんですね。また、科学者たちが意地をぶつけ合いながらも、共通の課題の大きさによって協力せざるを得なくなる場面は、人間関係に行き詰まりやすい時の手がかりにもなります。 宇宙の壮大さや時間の長さに触れる描写も多いのですが、それが不思議と他人事にならず、「今の自分の悩みも広い流れの中の一部にすぎないかもしれない」と落ち着かせてくれる。具体的な行動が変わる類の本ではないけれど、視点だけを静かにズラしてくれる力があります。 普段から「目の前の矛盾に振り回されてしまう人」には特に刺さると思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

ジェイムズ・P・ホーガン and 池 央耿の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

冥王星の彼方から届いた謎の通信 送信者はいったい何者か? 不朽の名作『星を継ぐもの』シリーズ第3部 冥王星の彼方から、〈巨人たちの星〉にいるガニメアンの通信が再び届きはじめた。彼らは地球を知っているガニメアンとは接触していないにもかかわらず、地球人の言葉のみならず、データ伝送コードを知りつくしている。ということは、この地球という惑星そのものが、どこかから監視されているに違いない……それも、もうかなり以前から……! 5万年前に月面で死んだ人々の謎、惑星ミネルヴァを離れたガニメアンたちの謎など、絡まった謎の糸玉がみごとに解きほぐされる。星雲賞を受賞した不朽の名作『星を継ぐもの』に続く、シリーズ第3弾! 解説=山之口洋 *本電子書籍は『巨人たちの星』(創元SF文庫 新装新版 2023年9月8日初版発行)を底本としています。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要