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世にも奇妙な君物語 (講談社文庫)

世にも奇妙な君物語 (講談社文庫)

朝井リョウ

講談社 / 2018-11-15

累計読者数14
平均ハイライト数 4.5件/人
推定読了時間 約3時間32分
star総合評価 51/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 51%

この本について

最近、他人の視線や周囲の温度にいちいち振り回されてしまうことが増えました。自分で選んだつもりの行動も、結局は誰かの反応を気にしていただけなんじゃないか、そんなモヤモヤを抱えたまま日々を回していると、ふとした瞬間に「自分の意思ってどこにあるんだろう」と立ち止まってしまいます。 『世にも奇妙な君物語』は、そんな揺れを、物語という形で遠回りに突いてきます。誰かの視線がスイッチのように自分を照らしたり、逆に一瞬で消したりするシーンがたくさん出てくるのですが、その描写が妙にリアルで、読んでいる側も「ああ、自分もこういう瞬間あったな」と胸のどこかがざわつきます。また、脇役的な立場の人にこそ世界を動かす要素があるという視点は、自分が主役になれない日でも救われる感覚がありました。さらに、「かもしれない」を奪われることで気づかないうちに可能性まで閉じてしまう、という示唆が静かに刺さります。自分の選択を他人任せにしていた場面を思い返すきっかけになりました。 物語として楽しめるのに、自分の弱さや曖昧さをそっと拾い上げてくれる不思議な一冊です。人間関係や職場の空気の中で、知らないうちに自分を小さくしている人に、特に届くと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

オチがすごい・・・! いくつもの書店で週間ランキング1位に輝いている話題作★ 異様な世界観。 複数の伏線。 先の読めない展開。 想像を超えた結末と、それに続く恐怖。 もしこれらが好物でしたら、これはあなたのための物語です。 待ち受ける「意外な真相」に、心の準備をお願いします。 各話読み味は異なりますが、決して最後まで気を抜かずに――。 では始めましょう。朝井版「世にも奇妙な物語」。 ――――――――――――――――――――――――― 【ミステリ書評家・村上貴史氏】 世界の異様さ、息苦しさで読む者の心をとらえ、先の読めない展開でページをめくらせ、 その展開について終盤で「なるほど」と納得させる。 実に鮮やかで巧妙な読者コントロールだ。そしてそれだけでは終わらない。 最後にもうひと味。いやはや、恐れ入った。やるせない衝撃に圧倒される。 ――――――――――――――――――――――――― 読売新聞、ダ・ヴィンチ3月号に書評が掲載されました!
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