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ホモ・デウス 上下合本版 テクノロジーとサピエンスの未来 ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来

ホモ・デウス 上下合本版 テクノロジーとサピエンスの未来 ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来

ユヴァル・ノア・ハラリ and 柴田裕之

累計読者数22
平均ハイライト数 36.6件/人
star総合評価 68/100
start序盤集中型
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この本について

最近、世界のニュースを見るたびに「結局、人類ってどこへ向かってるんだろう…」という気持ちになることがあります。自分の仕事どころか、社会全体の基盤まで揺れているような感覚というか。頑張る気力がないわけじゃないけれど、足元の不安がずっと消えない。そんなときに読んで、少し視界が広がったのが『ホモ・デウス』でした。 この本が効いたのは、まず「今の混乱が歴史の延長線上でどう見えるか」を冷静に位置づけてくれたことです。科学は前進しているのに、政治がそれを生かしきれない現実。協力が崩れた瞬間、パンデミックも戦争も一気に悪化する話は、人災という言葉の重さを実感させてくれます。もうひとつは、未来のテクノロジーが突きつけるリスクと可能性を、楽観にも悲観にも偏らずに描いてくれる点。AIやバイオの軍拡競争の描写は怖いけれど、「手遅れではない」と言い切る視点に救われました。 読んでみて強く思ったのは、私たちが不安に感じている多くのことは「個人の問題」ではなく、物語の転換点に立っているからこその揺れなんだということ。世界の仕組みそのものをどう語り直すかが未来を決める──そんな大きな話が、変に構えることなく読めます。 今の世界の“ざわつき”の理由を、感覚ではなく言葉でつかみたい人に刺さる一冊だと思います。

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