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校閲ガール ア・ラ・モード (角川文庫)

校閲ガール ア・ラ・モード (角川文庫)

宮木 あや子

KADOKAWA / 2017-06-17

累計読者数3
平均ハイライト数 2.3件/人
推定読了時間 約2時間43分
star総合評価 46/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 75%

この本について

人と関わっていると、自分でも気づかないうちに「いつもの価値観」に寄りかかっている瞬間ってありませんか。周りは似たタイプの人ばかりで、その中ではブレずにいられたはずなのに、ひとつ環境が変わるだけで急に判断が揺らぐ、あの妙なざわつき。正しさよりも空気に合わせてしまったり、逆に意地で突っ張ってしまったり。仕事でもプライベートでも、こういう小さなモヤモヤって地味に疲れます。 『校閲ガール ア・ラ・モード』は、そんな日常の「微妙な揺れ」を、笑えるのに刺さる形で拾ってくれる小説でした。美意識の話ひとつ取っても、外側のきれいさよりも、生き方のほうがよほど乱れやすいという感覚が妙にリアルで、登場人物の何気ない一言にドキッとする場面が多いです。それに、人の意見に影響されないと思っていたのに、実はただ同質性の中で安心していただけだった…という気づきは、仕事で判断に迷っていた自分にとって、けっこう大きな視点の変化になりました。 物語として軽快に読めるのに、人の言葉の乱暴さや、無意識に誰かをコントロールしようとする力学の描き方が容赦なくて、笑いつつも「こういう場面、確かにあるよな」と思わされます。自分の感覚をもう一度整えたいとき、フィクションの形でこういう世界に触れると、変に力まなくても考える余白が生まれるんですよね。 職場や人間関係で「自分の軸がちょっと揺らいでいる気がする人」に刺さる一冊だと思います。

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読書インサイト

ハイライト密度

開始終了

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

出版社の校閲部で働く河野悦子(こうのえつこ)。 部の同僚や上司、同期のファッション誌や文芸の編集者など、彼女をとりまく人たちも色々抱えていて…。 日々の仕事への活力が湧くワーキングエンタメ第二弾! === 憧れのファッション雑誌の編集者を夢見て、総合出版社・景凡社に就職した河野悦子。 しかし、「名前がそれっぽい」という理由で(!?)、悦子が配属されたのは校閲部だった。 入社して2年目、ファッション誌への異動を夢見て苦手な文芸書の校閲原稿に向かい合う日々を過ごす悦子。 そして明るく一直線な彼女の周りには、個性豊かな仕事仲間もたくさん。 悦子の同期で帰国子女のファッション誌編集者・森尾、これまた同期の東大出身カタブツ文芸編集者・藤岩、校閲部同僚でよきアドバイスをくれる、ガールなんだかボーイなんだかのお洒落男子・米岡、悦子の天敵(!?)のテキトー編集男・貝塚、エリンギに似ている校閲部の部長・茸原、なぜか悦子を気に入るベテラン作家・本郷、などなど、彼ら彼女らも、日々の仕事の悩みや、驚くべき過去があって……。 石原さとみ主演で連ドラ化された、読むと元気が出るワーキングエンタメ! おまけまんが:さく=宮木あや子・まんが=茶谷怜花 解説=唯川 恵
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