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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いIV」 (TOブックスラノベ)

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いIV」 (TOブックスラノベ)

香月美夜 and 椎名優

TOブックス / 201510

累計読者数11
平均ハイライト数 2.1件/人
star総合評価 50/100
boltライト読書型
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この本について

仕事でも日常でも、自分の力の足りなさを思い知らされる場面ってありますよね。助けたいのに体も立場も追いつかないとか、理不尽な流れに巻き込まれて気持ちが追い越されていく感じとか。最近、自分もそんな場面が続いていて、この続きを読む手が止まりませんでした。 今回の巻で強く刺さったのは、弱さを抱えたままでも前に進む姿勢です。父親が腕を庇いながら駆け寄ってくるシーンには、守りたい相手がいる時の無茶と、その裏にある必死さがそのまま出ていて、妙に胸が熱くなる。祈りの言葉に込められた「痛みを癒す力」や「目標に進み続ける力」は、特別な世界の話なのに、自分の生活にもそのまま持ち帰れるものがある気がしました。 そして、この物語がずっと描いてきた「立場が変われば見える景色も変わる」というテーマが、青色巫女見習いになったローゼマインを周囲がどう見ているかという描写で、さらに深まっています。貧民出身の子どもが突然別の世界に放り込まれた時の戸惑いは、環境が変わって役割が増えた時の自分の気持ちと重なる部分が多い。契約や階段の比喩も、プレッシャーの中で一段ずつ上がる感覚として沁みました。 立場の変化に疲れている人、責任だけが増えていくように感じている人には特に届くと思います。こういう「弱さを抱えたまま踏ん張る物語」が、時々いちばん心に効きます。

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目次

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