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ソードアート・オンライン12 アリシゼーション・ライジング (電撃文庫)

ソードアート・オンライン12 アリシゼーション・ライジング (電撃文庫)

川原 礫、abec

KADOKAWA / 2013-04-10

累計読者数4
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約4時間10分
star総合評価 43/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%

この本について

仕事でも人間関係でも、言いたいことを飲み込んでしまう瞬間ってありますよね。場の空気を読もうとして黙り、あとで自分だけモヤモヤを抱えるやつです。強がってみても、内心はけっこう震えている。そんなときに、自分だけが弱いわけじゃないと思わせてくれたのが、この巻でした。 読者の方が保存していた「吞んで」「震え上がっ」「一語一語を噛み締めるように」という部分は、まさに“言葉を発するまでの葛藤”が描かれているシーン。強いキャラが迷わないわけじゃなくて、恐怖をごまかしながら、それでも前に進もうとする姿に重なるものがありました。勇ましさよりも、人間らしい揺れが丁寧に描かれていて、読みながら自分の中の弱さの扱い方をちょっと変えられた気がします。 この巻が効いたのは、無理に鼓舞してくる感じじゃなくて、怖さを抱えたまま動くための視点がいくつも散りばめられているところです。たとえば、言葉を出すときの“重さ”が肯定されているところや、怯えを消さずに踏み出す登場人物たちの姿勢が、そのまま自分の行動に置き換えやすいところ。読み終えたあと、「完璧じゃなくていいけど、今日はこの一歩だけ出してみるか」と思えるくらいの温度感でした。 自分の弱さをごまかさずに向き合いたい人に刺さる巻だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

幼少の頃から追い求めた少女・アリスとついに再会したユージオ。しかし、そのアリスに、昔の──≪ルーリッドの村≫時代の面影は無かった。禁忌目録を破ったキリトとユージオを捕らえるために来たというアリス。 彼女に幼少の記憶は無く、そして自身を≪整合騎士≫と名乗った。 ≪公理教会≫の象徴≪セントラル・カセドラル≫の地下牢に繋がれたキリトとユージオだが、キリトの機転でどうにか脱出を果たす。キリトが≪外部≫の人間であることを見抜いた謎の少女・カーディナルの助けをかり、二人はアリスを≪本当の姿≫に戻すため、塔の頂点を目指す! しかし、≪シンセサイズの秘儀≫により生まれた最強の戦士たちが、キリトとユージオの前に立ちはだかる──!
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