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ソードアート・オンライン1 アインクラッド (電撃文庫)

ソードアート・オンライン1 アインクラッド (電撃文庫)

川原 礫、abec

KADOKAWA / 2009-04-10

累計読者数11
平均ハイライト数 3.6件/人
推定読了時間 約4時間44分
star総合評価 42/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 30%

この本について

最近、人との距離感に悩んだり、場に馴染んでいるはずなのに「友達と呼べる相手は誰だろう」とふと立ち止まることが多いんですよね。知り合いは増えていくのに、心の置きどころだけは曖昧なまま。あの場面でどう動けばよかったのか、自分でもよく分からないまま時間が経ってしまうことがあります。 『ソードアート・オンライン1 アインクラッド』を読み返していて、読者が保存していた「知り合いなら沢山できたが友達と呼べるような相手はついに一人も作れなかった」という一文に、たぶん同じ種類の孤独が流れているのを感じました。キリトの距離の取り方は決して華やかではないし、ときどき自嘲も混じる。でも、その不器用さのまま進んでいく姿が、こちらの足取りを少しだけ軽くしてくれるんですよね。強さや剛毅さの裏にある「迷いながら選ぶ」という姿勢が、現実の判断にもじんわり効いてきます。 もう一つ、この物語には世界が音や風まで細かく描かれていて、怖さや理不尽さと同じくらい、落ち着ける瞬間も丁寧にあるところが好きです。全部を理解しなくていいし、完璧に振る舞う必要もない。ただ、自分が立っている場所の感触だけを確かめていけばいいんだと思わせてくれます。 忙しさの中でふいに孤立感を覚える人、自分のペースでしか動けないことに引け目を感じている人には、静かに刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは本当の“死”を意味する──。謎の次世代MMO『ソードアート・オンライン(SAO)』の“真実”を知らずログインした約一万人のユーザーと共に、その過酷なデスバトルは幕を開けた。 SAOに参加した一人である主人公・キリトは、いち早くこのMMOの“真実”を受け入れる。そして、ゲームの舞台となる巨大浮遊城『アインクラッド』で、パーティを組まないソロプレイヤーとして頭角をあらわしていった。 クリア条件である最上階層到達を目指し、熾烈な冒険(クエスト)を単独で続けるキリトだったが、レイピアの名手・女流剣士アスナの強引な誘いによって彼女とコンビを組むことになってしまう。その出会いは、キリトに運命とも呼べる契機をもたらし……。果たして、キリトはこのゲームから抜け出すことができるのか。 第15回電撃小説大賞<大賞>受賞作『アクセル・ワールド』の著者・川原礫!
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