
悟らなくたって、いいじゃないか 普通の人のための仏教・瞑想入門 (幻冬舎新書)
プラユキ・ナラテボー and 魚川祐司
幻冬舎 / 2016-10-26
累計読者数5
平均ハイライト数 23.8件/人
推定読了時間 約3時間5分
star総合評価 67/100
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この本について
人からの評価が気になりすぎたり、瞑想に興味はあるけれど「これで合ってるのか」と不安になったり。そんなふうに、静かに整いたいだけなのに余計に迷いが増える時があります。僕自身も、瞑想のやり方を調べるほど混乱していった時期がありました。 この本が助かったのは、まず「正しい瞑想は一つじゃない」とはっきり書いてくれているところです。方法よりも、自分がどこに向かおうとしているのかを丁寧に捉える視点が繰り返し語られていて、実践に振り回される感じが薄れました。また、怒りや痛みだけでなく「それを見ている自分」ごと流れとして観るという説明が、悩みの渦中で息継ぎする感覚に近くて、日常にすっと持ち帰りやすいのもありがたいところでした。さらに、師や教えを盲信するのではなく、自分の判断で確かめる姿勢を促してくれるので、精神的な依存に傾きやすい人ほど救われると思います。 派手な変化を約束する本ではありませんが、「瞑想に惹かれるけれど、どこから手をつければいいか怖い」という人には静かに刺さる一冊です。
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出版社による紹介
ブッダは、人生の「苦」から抜け出すには、出家して修行、すなわち瞑想を実践することで、煩悩を解脱した「悟り」に至らなくてはならないと説いた。 では出家したくないのはもちろん、欲望を捨てたくない、悟りも目指したくない「普通の人」は、「苦」から逃れられないのか? 「普通の人」の生活にブッダの教えはどう役立つのか? 瞑想をすると何が変わるのか? タイで三十年近く出家生活を送る日本人僧侶と気鋭の仏教研究者が、スリリングな対話を通して「実践する仏教」の本質に迫る。
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