
人間と機械のあいだ 心はどこにあるのか
池上高志 and 石黒浩
講談社 / 2016-12-06
累計読者数7
平均ハイライト数 9.7件/人
推定読了時間 約3時間13分
star総合評価 44/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 31%
この本について
最近、人とAIの境目とか、自分の判断ってどこまでが「自分」なのかとか、考え始めると妙に落ち着かなくなる時があります。便利な技術を使えば使うほど、自分の輪郭が曖昧になるような感じがして、でも言語化できないままモヤモヤが残る。僕自身、その違和感を持て余していた時期に出会ったのが、この本でした。 この本が面白いのは、「人間と機械の関係」を未来のSFとして語るのではなく、すでに僕らの身体や意識に入り込んでいる現実として扱っているところです。義手や人工臓器の話から、「身体って本当に人間性の条件なんだっけ?」と問い直してきたり、意識とは世界と自分をどう“モデル化”しているかだと説明してくれたりする。読むうちに、自分が感じていたモヤモヤが少しずつ形を持ちはじめて、ああ、これは単なる不安じゃなくて、技術と一緒に変わっていく人間の宿命なんだなと思えるようになりました。 特に、心が人間の内部にあるのではなく、相互作用の中で立ち上がるという視点は、他人との関係の捉え方を静かに変えてくれます。機械が高度になっていくこれからの世界で、「人間らしさ」をどう扱えばいいのか、その足場を探している人にはとても相性がいい本だと思います。 自分の輪郭が揺らいで見える時、その揺らぎを無理に押し戻すのではなく、いったん丁寧に眺めたいと思う人に刺さる一冊です。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの58%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
爆発的な技術進化の時代、「明日」はどうなっているのだろう? 人工生命×アンドロイド、白熱の議論と「機械人間オルタ」の全貌。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要


![シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき](https://m.media-amazon.com/images/I/91pFa5hOMtL._SY500.jpg)

