
朝礼・スピーチ・雑談 そのまま使える話のネタ100 話しベタなあなたに贈る
西沢泰生
かんき出版 / 2017-02-13
この本について
人前で話す場面って、こちらが思っている以上に突然やってきますよね。朝礼で一言求められたり、上司に「ちょっとスピーチ頼むよ」と言われたり、初対面の相手との雑談で気の利いた話が出てこなかったり。僕もずっと「話すのが得意な人だけが乗り越えられる壁」だと思っていたんですが、どうやら違ったようです。 この本がおもしろいのは、「話し上手になる秘策」みたいな抽象論ではなく、そもそもの前提をひっくり返してくれるところでした。たとえば、ネタは自分の体験である必要はないこと。むしろ相手にとって役に立つ“エピソード”を拾っておけば、雑談でもスピーチでも怖くなくなるという視点は、かなり救われました。あと、リーダーシップの話やクレーム対応など、一見スピーチと関係なさそうなエピソードが、実は「どう見せるか」「どう届けるか」に直結しているのも印象的でした。話の幅が広がるというより、自分の中に“預けておける引き出し”が増えていく感覚に近いです。 もう一つ刺さったのは、「必ずしもテーマに直線でつなげなくていい」というゆるい姿勢です。少し離れた話題から入るほうが、むしろ相手は耳を傾けてくれる。聞いた人が「あ、それいいかも」と感じてくれて、ちょっと行動したくなる。それくらいで十分なんだと割り切れると、話すことへのプレッシャーがかなり軽くなります。 雑談や朝礼で「何を話せばいいかわからない」と固まってしまう人に刺さる一冊だと思います。僕と同じように、話すことに苦手意識があるけれど、もうちょっとラクに向き合いたい人には特に合うはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
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