
現実主義勇者の王国再建記 3 (オーバーラップ文庫)
どぜう丸、冬ゆき
オーバーラップ / 2017-02-25
累計読者数5
平均ハイライト数 13.4件/人
推定読了時間 約4時間46分
star総合評価 55/100
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この本について
仕事でも人間関係でも、場の空気や利害が入り混じると「正しいと思う案が通らない」「肩書きに振り回される」「相手の怒りや事情が読めない」といったモヤモヤがつきまといます。頭では合理を求めているつもりでも、実際の現場では思惑がぶつかり、結局どう立ち回ればいいのか迷うことが多いんですよね。 この巻の抜粋を見ていると、まさにその“現場の温度”が細かく描かれています。例えば、あえて良案をすぐに出さず、議論が煮詰まった頃にそっと差し出す場面。正攻法だけでは動かない組織の理不尽さと、それでも前に進めるための「現実的な工夫」がさりげなく示されていて、自分の仕事の癖や癖じゃないつまずきに重ねてしまいました。また、肩書きの便利さと厄介さを淡々と語る一文や、お互いの“怒り”や“立場”をまず整理し直す交渉の描写も、感情とロジックの両方を扱う難しさに妙に刺さります。 一方で、「自由に歌が歌える国が良い国だ」という台詞のように、大きな理想をふっと示す瞬間もある。策略や駆け引きの話ばかりに見えて、その裏にいる人間の弱さや希望がちゃんと描かれているから、読み終えると自分の判断軸も少しだけ整う感覚があります。 組織の中で動くのがしんどい人、交渉や調整ごとで疲れがちな人に静かに効く一冊だと思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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出版社による紹介
アミドニア公国への『征伐』を果たし、一連の戦後処理に入った暫定国王のソーマは、次なる一手である『プロジェクト・ローレライ』を始動させる。それは玉音放送を使用した娯楽番組。国民を楽しませるだけに思えたその番組は、占領下にあるアミドニア公国首都『ヴァン』でも放送されていた。放送を行ったソーマの真意とは……!? さらにジュナとトモエと共にヴァンで休暇を取ったソーマは、グラン・ケイオス帝国女皇の妹ジャンヌ・ユーフォリアと出会う――。 理想を掲げた聖女を支える現実的なジャンヌに、ソーマはどのような“交渉”を持ちかけるのか。 革新的な異世界ファンタジー、第3巻!
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