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どの教科書にも書かれていない 日本人のための世界史

どの教科書にも書かれていない 日本人のための世界史

宮脇 淳子

KADOKAWA / 2017-02-24

累計読者数4
平均ハイライト数 11件/人
推定読了時間 約3時間42分
star総合評価 52/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 39%

この本について

歴史を勉強してきたはずなのに、国や時代ごとの話がつぎはぎで、自分の中で一本につながらないまま放置してしまうことがあります。特に日本と周辺地域の出来事になると、学校で習った語句だけが頭に残って、背景の「なぜ」が抜け落ちたまま。私自身、そのモヤモヤをずっと抱えていました。 この本は、そのズレを直してくれる一冊でした。例えば、モンゴル帝国の軍事組織がどんな現実的な仕組みだったのか、あるいは「皇帝」「封建」「革命」といった訳語がどう歴史理解を歪めてきたのか、抜粋にもあるような細部の説明が、既存の世界史像を静かにひっくり返してきます。また、朝鮮半島や満洲についても、数字や生活インフラの描写を通して「その時代の地面」に立って考える感覚を取り戻させてくれます。抽象的な論争ではなく、実際の制度や人の動きに触れることで、歴史の見え方が変わるのが面白いところです。 歴史そのものよりも、「歴史の読み方」に行き詰まりを感じている人に刺さると思います。私もそうでしたが、世界史を一度“初期化”したいときに、ちょうどよい距離感で付き合ってくれる本でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

教科書の教える世界史は、戦前の西洋史と東洋史をつなげた代物だった——。ならば「モンゴル帝国」から始まり「大日本帝国」へと至る「一つの世界史」とは何か? これが他国ではなく日本のために書かれた世界史だ。
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