
合格する親子のすごい勉強
松本亘正
かんき出版 / 2017-04-03
この本について
子どもの勉強を見ていると、つい「なんでできないの?」と言いたくなる瞬間ってありますよね。言ったところで状況が変わらないことも分かっているのに、感情のほうが先に出てしまう。あとでモヤッとしながら、「もっといい伝え方があったんじゃないか…」と反省する。僕もずっとその繰り返しでした。 この本が効くのは、そんな“声のかけ方の迷い”に具体的な道筋をくれるところです。たとえば、叱るにしても褒めるにしても、ただの感情ではなく「A→B」の因果で説明する大切さ。危ないから注意してね、ではなく、何をするとどうなるかを丁寧に示す。たったそれだけで、子どもが状況を理解して行動を変えやすくなるのを実感します。また、点数が下がったときも責めるのではなく、どこが変わったか、どう成長してきたかを一緒に確認する視点に置き換えることで、子どもの自尊心が削れない。ここが一番刺さった人が多いのだと思います。 さらに、親が全部を管理しようとせず、分析した事実だけをプロに渡して任せるという姿勢も印象的でした。細かく口を出しているつもりが、実は子どもの伸びる余地を奪っていたのかもしれない──そんな気づきが自然に湧いてきます。 「つい言いすぎてしまう」「正しい関わり方が分からない」と感じている親御さんなら、この本はかなりしっくりくると思います。完璧な親になるためではなく、今日の声のかけ方を少しだけ変えるための一冊です。
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多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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