
ビットコインとブロックチェーン
アンドレアス・M・アントノプロス、今井崇也、鳩貝淳一郎
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2017-03-24
累計読者数3
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約3時間30分
star総合評価 39/100
boltライト読書型
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この本について
ビットコインとかブロックチェーンって、興味はあるのに「結局どう動いてるのか」が霧のまま、という人は多いと思います。お金なのか技術なのか、その境目がつかめないままニュースだけが流れていく感じ。僕もずっとそうで、用語だけ知ってる自分にモヤモヤしていました。 この本が助けてくれたのは、「これはお金ではない。分散型の信用ネットワークなんだ」という視点を腑に落とせたことでした。署名や鍵のしくみも、ただ専門用語を並べるのではなく、“なぜそれが必要なのか”を生活レベルの感覚に近いところまで下げて説明してくれます。トランザクションがネットワークに流れて、マイニングを経て、みんなの元帳に書き込まれるまでの流れも、イメージの断片が線でつながるような感覚がありました。たとえば「コーヒー一杯なら承認を待たなくても取引が成り立つ理由」みたいな話は、技術が現実の場面にどう作用しているのかがわかっておもしろいです。 専門書ではあるのに、使い道が見えない知識が増える感じではなく、日常の「だからこうなるのか」と結びついてくるのがありがたいところです。技術を学びたいというより、“自分が知らずに判断していた前提”を整理したい人に刺さると思います。僕と同じように、なんとなく理解した気でいたけど、心のどこかで不安があった人にはちょうどいい一冊でした。
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出版社による紹介
ビットコイン、ブロックチェーン、フィンテックの「?」に答えます。 ・ビットコインはどうやって手に入れるの? ・投資対象としてはどうなの? ・コピーや改ざんされる心配はないの? ・ブロックチェーンってどんな技術? ・フィンテックが実現する未来とは? ・次はどんなサービスが登場する? これでわからなければ、ごめんなさい! 基本の仕組みの解説から最新トピックまでを体系的に解説。 数あるビットコインやブロックチェーンの解説書の中でも、一番わかりやすい入門書です。 ビットコイン・ブームが起きています。 2017年2月時点でビットコインの時価総額は169億ドル。57億ドルだった1年前の約3倍にまで膨らんでいます。また、ビットコインのユーザー数も、2017年2月時点で1186万人と、580万人だった前年のおよそ倍と、拡大の一途をたどっています。 このように世界中から熱い視線が注がれているビットコインですが、はたしてそれがどんなものなのか、よくわからないという人が多いのが現状です。ビットコインは仮想通貨(バーチャルカレンシー)といわれますが、バーチャルなだけに、手に取って触ることができないため、それがどんなものか、意外と知られていないようです。 ビットコインは、ブロックチェーンという新技術によって生まれた「仮想通貨」であり、0と1で表される「デジタル通貨」であり、高度な暗号セキュリティに守られた「暗号通貨」であり、特定の国に属さない「国際通貨」であり、分散型ネットワークに支えられた「民主的な通貨」でもあるという、きわめて複雑な特徴を持っています。 しかし一方で、使い方はごく簡単。専用アプリを使えば、すぐに始めることができます。そして実際に使ってみれば、直感的に「ああ、こういうことか」とわかるはずです。 本書は、デジタル時代に新しく生まれたビットコインと、それを支えるブロックチェーン、さらに大きなフィンテック(フィナンシャルテクノロジーの略)の広がりについて、みなさんに身近に感じてもらうことを目的に書かれました。そのため、三つの同心円の内側(ビットコイン)から外側(フィンテック)に向けて、順番に解説していきます。
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