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なぜ人工知能は人と会話ができるのか (マイナビ新書)

なぜ人工知能は人と会話ができるのか (マイナビ新書)

三宅 陽一郎

マイナビ出版 / 2017-08-30

累計読者数4
平均ハイライト数 9.8件/人
推定読了時間 約2時間14分
star総合評価 35/100
start序盤集中型
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この本について

仕事でAIの話題に触れるたび、「結局この仕組みってどう理解したらいいんだろう…」とモヤモヤすることがあります。モデルの機能は説明できても、人間の言葉とどう接続されているのかを考えると、一気に霧が濃くなるあの感じです。自分もそこにずっと引っかかっていて、この本はその輪郭をゆっくり整えてくれました。 面白いのは、抜粋にもあるように、人間が自然にやっている「世界をどう切り分け、どう言葉と結びつけているか」を、AIは別のルートで試行錯誤しているという視点です。イスを“座れるもの”として覚える人間と、行為の経験がないAI。シンボルを世界に結びつけようとして苦戦する姿は、どこか自分たちの思考のクセを反射しているようにも感じます。また、ニューラルネットが「言語になる前の世界」を扱おうとするくだりも、AIの限界ではなく可能性として読めて、見方が少し柔らかくなる瞬間でした。 技術書というより、人間の認知とAIの距離を丁寧に比べてくれる本なので、「AIを使う側としてもう少し地に足のついた理解を持ちたい人」に刺さりやすいと思います。専門知識がなくても読めますが、読み終えたあとに、自分が普段どんな“分節化”で世界を見ているのかが静かに気になり始める一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

AIは人の言葉をどう理解しているのか? 話題の「人工知能(AI)」ですが、人の言葉を理解する会話人工知能の飛躍的な進歩によって、接客や窓口業務、ユーザーサポートなどが人工知能に置き換わり、人間の仕事が奪われる、などといった話も耳にします。 その人工知能ですが、いったいどうやって人の言葉を理解しているのでしょうか? 第三次AIブームと呼ばれていますが、かつての人工知能には不可能だったことが、なぜいま可能になったのでしょうか? 人工知能は、人間の言葉をどう解析・処理し、回答をするのでしょうか? それはどういった最新の技術によって可能になったのでしょうか? また今後はどうなっていくのでしょうか? その仕組みがわかる一冊です。
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