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ヴィパッサナー瞑想: 智慧を開発し解脱に導くマインドフルネスの実践教本 (サンガ文庫)

ヴィパッサナー瞑想: 智慧を開発し解脱に導くマインドフルネスの実践教本 (サンガ文庫)

マハーシ・サヤドー and 星飛雄馬

累計読者数4
平均ハイライト数 37件/人
推定読了時間 約3時間36分
star総合評価 68/100
menu_book精読型
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この本について

仕事の途中で気が散ったり、人の言葉に必要以上に反応してしまったり、「いま何を感じているのか」がよく分からなくなることってありますよね。自分を整えたい気持ちはあるのに、いざ座ると雑念だらけで、むしろ疲れる…そんなモヤモヤを抱えているときに、この本に救われました。 刺さったのは、呼吸や動作をただ念じていくという、とても地味で現実的な実践が淡々と示されているところでした。おなかの膨らみ縮みに気づく、歩くときの一歩ごとの感覚を追う、といったシンプルな観察を続けることで、「同時にいろいろ起きているように見えるけれど、実際は一瞬ごとに一つの経験しか生じていない」という視点が、体感に近い形で腑に落ちてきます。また、雑念が出ても否定しないで「考えている」と念じて戻る、という扱い方が、日常の思考過多にもそのまま応用できました。 さらに、この本は心身をコントロールしようとするのではなく、「名と色は要素にすぎず、こちらの思い通りには動かない」という前提から始まります。だからこそ、思いどおりにならない自分にいら立つ時間が少し減り、観察することそのものが落ち着きにつながる感覚がありました。 実践を大げさに語らない一冊なので、派手さはありませんが、静かに効いてくるタイプです。日常の中で「いまここに戻る方法をちゃんと身につけたい人」に向いていると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

マハーシ・サヤドー(1902~1982)は、20世紀のミャンマーを代表する瞑想指導者であり、仏教瞑想の代名詞といえるヴィパッサナー瞑想を世界に広めた、テーラワーダ仏教の大長老である。1954~1956年にヤンゴンで開かれた第六結集では質問者の大役を務め、このとき編纂された三蔵経典のすべてのテキストに対して責任を負う委員も務めた。教学と実践において突出した存在として、国内外で精力的に活動し、以降の仏教に強い影響を与えている。本書は、瞑想入門の理論と実践の書として最初ビルマ語で書かれ、その後英訳され、広く英語圏で読まれているものである。
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