
突然ですが、社員をもっと大切にしてみてくださいーー持続可能な経営戦略 (夜間飛行)
鷲見貴彦、伊藤美樹
この本について
仕事って、環境を整えても「なんかしっくりこないな…」という時がありますよね。働けてはいるけど、自分の軸がどこにあるのか分からなくなる感じ。人をまとめる立場にいると、さらに「社員の満足度も売上も大事」という板挟みで、正直どう優先したらいいのか迷うことも多いと思います。 この本は、そのあたりのモヤモヤに対して、きれいごとではなく“現実的な筋道”を示してくれます。たとえば、非常識に見える視点をチャンスに変える人こそマネジメントに向いている、という一節は、正解を探すよりも「自分の違和感をどう活かすか」のほうが大事なんだと気づかせてくれます。また、労働環境の改善と「働く喜び」は別物だという指摘も刺さりました。待遇より先に、自分の中の「好き」の軸を取り戻さないと、結局は誰も満たされない。結局、社員が幸せに働けないと事業の持続性すら失われる、という話も具体例つきで腹に落ちます。 全体として、「社員を大切にする」のを精神論で語らず、合理性として説明しているところが読みやすいです。マスクの比喩が象徴的で、まず自分が息を整えなければ誰も救えない、という順番の話が仕事にそのまま重なります。 マネジメントに疲れてきた人や、組織の空気を良くしたいのに何から手をつければいいか分からない人には、とくに刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの46%が集中しています。
読書の順序
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