ヨムナビ
したがるオスと嫌がるメスの生物学 昆虫学者が明かす「愛」の限界 (集英社新書)

したがるオスと嫌がるメスの生物学 昆虫学者が明かす「愛」の限界 (集英社新書)

宮竹貴久

累計読者数4
平均ハイライト数 1.8件/人
star総合評価 36/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%

この本について

人間関係で「どうしてこんなにも噛み合わないんだろう」と感じる場面ってありますよね。相手の行動が理解できないと、自分の受け止め方が間違っているのか、それともそもそも前提が違うのか、よくわからなくなることがあります。僕もよくそこで立ち止まるタイプです。 この本を読んで面白かったのは、オスとメスという生き物の根本的な目的の違いが、ここまで行動を変えるのかという点でした。例えば「卵の数に限りがあるメスは質を重視する」という一文から、そもそも利害が一致しない場面では、歩み寄りの方法そのものが違うのだと気づけます。無理に同じ基準でわかり合おうとするより、前提が違うから衝突が起きる、という視点は日常のモヤモヤにもそのまま応用できました。 さらに、求愛すらせずに強引な行動を選ぶオスが進化してしまう例は、行動の「正しさ」よりも、その生き物が置かれた環境によって戦略が決まるという話として響きました。人間でも、誰かの言動が理解しづらい時、背景を知らずに「性格の問題」とだけ片付けていた自分に気づかされます。そして、研究者自身がまず面白がらないと誰にも届かないという言葉は、仕事でも迷ってしまう僕にとって、肩の力が抜ける一言でした。 生き物の話が好きな人はもちろんですが、「人間関係の解釈の幅をもう少し広げたい人」に静かに刺さる一冊です。

analytics

読書インサイト

ハイライト密度

開始終了

多くの読者は1に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。

読書の順序

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要