
日本人が知らないブッダの話 ― お釈迦さまの生涯の意外な真相 (スマナサーラ長老クラシックス)
アルボムッレ・スマナサーラ
累計読者数3
平均ハイライト数 24.3件/人
star総合評価 47/100
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この本について
最近、何かに迷ったり落ち着かないとき、「自分の弱さや欲の扱い方がよく分からない」という感覚が出てきませんか。頑張っているつもりなのに、同じようなパターンで悩み続けてしまう。頭では分かっているのに、心がついてこない。僕自身、そういう堂々巡りがしょっちゅうあります。 この本を読んで印象的だったのは、ブッダが“特別な存在として語られる前の、人間としての姿”がかなり具体的に描かれていたことです。カーストの頂点に生まれながら平等を説いた背景や、出家の日に息子が生まれ、責任と義務の間で揺れていたこと。こうした場面を知るだけで、理想像ではなく「同じ弱さを持った人が、どうやって乗り越えたのか」という視点に変わりました。抽象的な教えよりも、心の働きや迷いの“具体的なクセ”をそのまま言語化してくれるのもありがたくて、悪魔の十軍などは、自分の中の何に飲み込まれやすいのかがはっきり見えてきます。 さらに、欲望から距離をとれていないとどんな修行も成果にならない、という指摘は、努力すれば何とかなると思い込みがちな日常に、そのまま突き刺さります。頑張り方そのものを見直すヒントがここにありました。 日々のモヤモヤの根本を、思想としてではなく“心の扱い方”として知りたい人に向いている一冊です。
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