
宇宙のパワーと自由にアクセスする方法
ディーパック・チョプラ and 渡邊愛子
この本について
最近、頭の中がずっと同じ場所をぐるぐる回っている感じがしませんか。悩みの正体がはっきりしないのに、気づくと疲れている。考えすぎているのか、感じることを忘れているのか、自分でも判断がつかないまま一日が終わっていく。僕自身、こういう時期が続くと「今の自分って本来の姿なんだっけ?」とよくわからなくなります。 この本は、いわゆるスピリチュアル寄りに見えるかもしれませんが、読者が保存していた部分を見る限り、「現実の感じ方をどうリセットするか」という視点で読むとかなり実用的でした。たとえば、痛みや不安を避けようとするほど増幅してしまう仕組みを、感覚に注意を戻すことで緩めていく話。あるいは、私たちがほぼ毎日同じ思考パターンを繰り返し、そのまま身体にも影響を与えているという指摘。こういうところに刺さっている読者が多いのだと思います。僕もここはかなり身に覚えがありました。 もう一つ大事なのは、自分の“外側”に理由を探す生き方から離れていく感覚です。誰に認められなくても満ちている人は、自分の内側とつながっている。その状態を「根拠のない安心感」と呼んでいて、これは意外とリアルな言葉だなと感じました。瞑想前に「私は誰?」と問いを置いておくワークも、正解を求めるものではなく、日常の中で静かに効いてくるタイプのものです。 日々、考えすぎて息苦しさを感じている人や、気づけば外側の評価で自分を測ってしまう人に届くと思います。抽象的なテーマに見えますが、読み終えるころには「とりあえず今日は、自分の体の感覚をちゃんと聞いてみよう」と思える本でした。
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