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子どもの「自立」を育てるスポーツコーチング ボトムアップ理論5ステップ (池田書店)

子どもの「自立」を育てるスポーツコーチング ボトムアップ理論5ステップ (池田書店)

畑 喜美夫、All Days Sports

PHP研究所 / 2018-07-09

累計読者数3
平均ハイライト数 33件/人
推定読了時間 約3時間32分
star総合評価 72/100
menu_book精読型
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この本について

子どもに任せたいのに、つい口が出てしまう。自立を育てたいと思いながら、実際にはこちらの都合で「こうしなさい」「なんでできないの」と言ってしまう。そんな矛盾に気づくたびに、指導って難しいなと感じます。僕自身もずっと同じ壁にぶつかってきました。 この本が少し違ったのは、「任せる=放任」ではなく、基礎だけしっかり伝えたら、あとは風を送るように距離を置く、というリアルなバランス感覚が書かれているところでした。子どもが何かを言い始めた瞬間に遮らないこと。言えるタイミングまで待つこと。大人の側がオープンマインドでいること。そのあたりの描写が生々しくて、読んでいて耳が痛い反面、明日からの行動が少し変わる感じがありました。 特に印象に残ったのは、子どもが「自分から聞きに来る状態」をどうつくるかの考え方です。技術を教える前に、関係性や空気づくりを整える。こちらが評価モードで話を聞くと、子どもは一気に心を閉じる。だからまずは「相手の関心に関心を持つ」聴き方を意識する。こういう丁寧なプロセスが、結局は自立につながるんだなと腹落ちしました。 自分の指導が「押しつけになっている気がする」と感じたことがある人には、かなり刺さると思います。大人側がどう変わると、子どもの動きが変わるのか。その具体的な姿が想像しやすい一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

サッカーコーチング界で話題の、選手が自主的に育つ「ボトムアップ理論」の具体的な方法をまとめた一冊です。広島観音高校を、インターハイ初出場・初優勝に導いた、畑喜美夫監督が提唱するボトムアップ理論。練習メニューやチーム組織を子どもたちが自分たちで決め、全員が何らかのリーダー、全員が主役の意識を持ち、練習は週2回にこだわりつつ、全国制覇するほどに育つ。この魔法のようなメソッドは、じつは実現させるには実践的なノウハウが必要です。本書は、サッカーに限らず、あらゆるコーチングの場面で役立つよう、ボトムアップ理論の実現のさせ方について、具体的に5ステップで紹介するものです。子どもたちの指導マニュアルとして、実践メニューを多数掲載しているので、そのとおりの順序でそのまま使えます。これならできる、実践・ボトムアップ理論。ぜひお試しください。 【PHP研究所】
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