
子どもがすくすく育つ幼稚園・保育園
猪熊弘子、寺町東子
内外出版社 / 2018-10-15
この本について
子どもの園選びって、正解が見えないまま時間だけが迫ってきて、焦ることありませんか。早く字を覚えたほうがいいのか、自由に遊べるほうがいいのか、子どもがぐずる理由もよく分からなくて、こちらまで不安になったり。僕も同じように迷った時期があって、この本を読んでようやく少し整理がつきました。 読んで一番効いたのは、「子どもの気持ちに応答するってこういうことか」と具体的にイメージできたことです。前向きな気持ちだけじゃなく、「やりたくない」「今日は行きたくない」みたいな声にならないサインも含めて受けとめることが、自己肯定感につながるという説明は、日々の関わり方の見直しにそのまま使えました。さらに、早期教育よりも遊びの中で語彙や非認知能力が育つという研究の話も、どこかで感じていたモヤモヤに腹落ちします。「机に向かっていれば安心」という親側の都合に、つい子どもを当てはめてしまいそうになるんですよね。 もうひとつ大きかったのは、園の種類より「誰がどう関わっているか」のほうが重要だと示してくれる点です。保育者の入れ替わりや労働環境まで踏み込んで語られていて、単なる園比較ではなく、子どもが安心して過ごせる条件がどこにあるのかが立体的に見えてきます。自然との関わりをどう用意しているか、答えをすぐ教えずに学びの芽を育てているか、そういう細かな姿勢が未来の力につながるんだと実感しました。 「早期教育より、子どもが伸びていく土台を知りたい」と感じている人に刺さる一冊です。僕みたいに迷いながら選びたい人ほど、読んでおくと判断の軸が一本通ると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの41%が集中しています。
読書の順序
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