
元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いたこれからの投資の思考法
柴山 和久
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star総合評価 44/100
boltライト読書型
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この本について
資産運用って、情報が多いわりに「結局どうすればいいのか」がずっと霧の中のままなんですよね。NISAや老後の話題が盛り上がるほど、不安のほうが増えていく感じもあって。僕自身、目先の値動きにビビって売ったり、よく分からない投信を勢いで買ってしまったことが何度もあります。 この本が効いたのは、派手なテクニックではなく、迷いの正体をひとつずつほどいてくれたところでした。たとえば「長期・積立・分散」という当たり前のようでよく分からない言葉も、世界経済が長期でどう伸びてきたのか、なぜ日本人だけ実感しづらいのか、背景ごと説明されると腹落ちしやすい。さらに、日本の投信の大半が小規模で、純資産総額を確認する必要がある理由も、曖昧な基準ではなく現実的な視点で示してくれます。リターンが悪く見えても、指数より下落幅が小さければ評価できる、という考え方も個人的には救いでした。 派手さはないけれど、投資を「我慢大会」ではなく「淡々と続けられる生活習慣」に近づけていくための視点がそろっています。特に、将来が不透明で、でも何もしないのも怖い…という働く世代には響くと思います。 迷いながらも、ちゃんと判断できる土台をつくりたい人に向いている一冊です。
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